茅ヶ崎唯一のEM農場食資源循環を目指す「にじまるファーム」

生ゴミを有用な醗酵肥料へリサイクル

オーナーが設立したNPO法人「湘南フードリサイクル」が

茅ヶ崎市との協働事業として、

茅ヶ崎市内の3小学校から排出される
生ゴミ処理機処理品を堆肥化する事業を、
平成17年度から始めました。
平成23年度からこの事業は委託事業として継続されています。
収集された生ゴミ処理品は、EM(有用微生物群)で醗酵処理し、
ボカシ肥料として再生されます。
EMで醗酵処理されたボカシ肥料は、
エネルギーが高く豊富な肥料成分を含んでいます。

EM育ちの野菜はなぜ美味しいのか

旨味成分といわれるアミノ酸が通常の栽培と比較し

豊富に含まれていることが、細菌の研究で実証されています。

では、なぜ旨味成分が豊富なのか。

EMにはアミノ酸生成を助ける抗酸化作用や

光合成促進作用があります。

また、EM育ちの植物は、

その土壌中で微生物が有機物を分解してできた

豊富な「有機態窒素」を吸収します。

この作用により、栄養価が高く旨味たっぷりの野菜になるのです。

EMボカシ肥料の栄養を吸収しすくすくと育っていきます。

10数種の野菜がEMボカシ肥料の栄養を受けて育っています。採れたての野菜は駅前のにじまるでも販売。
また、自然派レストラン「にじまる」ではこちらの採れたて野菜を生かした創作料理も楽しめます。

かぼちゃ

かぼちゃ

きゅうり

きゅうり

とまと

とまと

じゃがいも

じゃがいも

堆肥作りが旨味の命

乾燥処理された生ゴミに、米ぬか、菜種油、そして培養した

EM(有機微生物群)を練り合わせ嫌気発酵させて堆肥を作ります。

現在これらはすべて手作業で行っています。

農業従事者は高齢者が多く、この作業はとても大変なものになっています。

EM発酵堆肥の作業手順

step1

小学校から回収した乾燥処理された生ゴミです。
この生ゴミが堆肥として再生されます。

step1

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step2

生ゴミに米ぬか、菜種油などを混ぜて練り合わせます。
すべて手作業です。

step1

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step3

EMを培養したものです。有機微生物が生きています。

step1

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step4

これらを少しずつ練り合わせ染み込ませていきます。
手で浸透具合を確かめながらの作業です。
多すぎず、少なすぎず。すべては経験と勘で決まります。

step1

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step5

練り合わせたものを袋詰めにします。空気が入らないよう密閉するのがポイント。
これで数ヶ月日陰で発酵させるとEMボカシ肥料の完成です。

step1

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一般参加も可能なイベント等を模索中

この取り組みを、一人でも多くの方に理解していただき、

いっしょに食資源循環のしくみを作っていきたいと考えています。

にじまるファームでは、EM堆肥作りや、援農イベント等を企画中です。

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