今日は野菜と虫の関係性についてお話ししていきたいと思います(‘ω’)ノ
最近は昆虫食も話題になっていたり貴重なたんぱく源な虫さんです
それでも、見た目がちょっと食欲をそそらなかったり、お野菜に穴が開いてしまったりと農業と虫は昔から戦っているという歴史があります
人間はなんとかこれを阻止して野菜を守ろうと農薬を振りまき、早く成長させようと化学肥料を投与します
見た目は確かに優秀な慣行農法の野菜たち
でもこれってなにか不自然では??
そんな不自然な環境にはあたらしい問題もやってきます
虫はいなくなってもお野菜は病気にかかりやすくなったり
化学肥料なしでは野菜が育たなくなったりと、そもそも野菜は植物ですから自然に実るはずが人間の手助け無しではまともに育つことのできない
畑が工場のようになってしまう
では、自然に添った農業とは!?
虫の働きとは!?
そんなお話です(‘ω’)ノ
虫とお野菜のお話し
虫が食べるから安心
美味しいから虫が食べるんだ
そんなことを言われていた無農薬野菜は一昔前のお話し
今は、無農薬野菜でも元気な野菜には虫はいない
こう言うことが言われる時代になった
これどっちが正しいの??
こう聞かれれば後者と答える
そう
元気な野菜には虫はつきにくいのだ
さて、
では虫と野菜の関係について詳しく書いてみる
確かに元気な野菜には虫はつきにくい
これは人間から見れば元気野菜は超ご馳走でも、虫にとってはちょっと毒が強い状態なのだ
地球に生まれた生命は一つ一つに役割がある
それぞれが種を残すために抗いながら互いに共存する
互いが互いのいのちをいただきながら分解し、バトンを渡している状態
例えば木に青い柿が実っている
これは植物からのサイン
『まだ食べないで~
もうちょっと待って~っ』てね
この青い柿ももう少し待つと美味しそうなオレンジ色に実る
これも植物からのサイン
『美味しくなったよ
さぁお食べっ』てね
野菜は虫にサインを出す
まだ元気だから君たちにはまだ早いよって
畑を見るとよくわかる
弱っている野菜ほど虫に食べられていく
そう聞くとなんだ
わかりやすいじゃん(笑)
こう思ってしまうかもしれない
ただ実際の農業はもうちょっと複雑
右のキャベツは虫がほとんどいないのに、左の一列は虫食いだらけ
1週間前に植えたのは元気だけど、一週間後に植えた野菜は虫だらけ
先週まで虫がいなかったのに、突然虫が現れる
新芽の柔らかくて弱い時に虫が入り込む
こう言うことは日常茶飯事に起きる
虫には産卵の時期があったり
長雨がつづいたり
季節の変わり目だったり
些細な変化で土は発酵したり腐敗したり
僕らの日常以上に自然界はこうした些細な変化に影響を受けている
虫の中にも新芽を食い散らかす虫
葉っぱをモグモグと食べる虫
悪さはしないけど葉っぱの中に潜む虫
みんないのちのバトンを渡そうと必死になって抗いながら補いながら互いに共存していく
元気な野菜でもちょっとの変化の瞬間にどちらかが優位に働けば自然界は残酷に順応する
キャベツに着いた青虫を背負いながら今日も地球は共存していくのだ
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